これからの季節は要注意!⚡バッテリーが膨張して画面が……!?
5月ももうすぐ終わり、年を越してもうすぐ半年が経ちますね。
若い頃はあまり思ったことがありませんが、最近は時間の流れが本当に早く感じます…(‘ω’)
今からの時期は、突然の雨に持ち物が濡れてしまったり、海やプールにiPhoneを持っていってそのまま水没してしまった!という方が特に増える時期でもあります。
水没の他にも要注意なのが「バッテリー」です。
今回は【暑い車内に数時間iPhone置いた】iPhoneをご紹介したいと思います!
数時間放置したら……
普段はカーナビ代わりに使用されているそうで、買い物を終えて車に乗り込むとバッテリーが膨張していた!とのこと。
実はこの時点ではここまで膨張しておらず、ふんわり(?)膨らんでいる程度だったそうです。
その後も使用を続けているとパキッという音とともに更に膨張、ついに隙間が出来るほどになってしまったのです。
バッテリーの劣化とその原因は?
充電速度を速め、長期利用ができるということでiPhoneはリチウムイオンバッテリーが採用されています。
とても便利な一方で、リチウムイオンバッテリーが劣化したときの症状の一つに膨張があります。
(※劣化すると必ず膨張するとは限りません)
もちろん長く使うことを前提として設計されてはいますが、使い方によっては劣化を早めてしまう可能性もございます。
実はバッテリーの劣化を早めてしまう【ついついやってしまいがち】なバッテリーの劣化を早めてしまう行動がこちら!
- 適正温度を超えての使用
- 著しい気温差での使用
- 100%充電のまま放置(過充電)
- 充電器につないだまま使用
- 純正品以外の充電ケーブルの使用
純正以外のケーブルでの充電とか、本当にやってしまいがちですよね…;つД`)
iPhoneを使用する上での適正温度は0℃~35℃といわれております。
ここ数年、夏場は40度近くにまで気温が上がりますからね。これからの暑い季節、今回のように車の中に置きっぱなしにしたり、屋外に置きっぱなしにしたり、お風呂場に持って行ったりすると適正温度を超えてしまいますので注意しましょう!
とはいえ、本体が熱くなったから冷蔵庫に入れてみたり、本体が冷たいからストーブの前で温めたりは絶対にお控えください!精密機械ですので気温差には特に弱いです!
▽バッテリーについて詳しく知りたい方はこちらをご参照下さい▽
iPhone のパフォーマンスとバッテリーとの関連性について(以下Apple公式HP)
https://support.apple.com/ja-jp/HT208387
早速分解していきましょう!
かなりの膨張圧でしたので、ネジを外しただけで画面がすんなり開きました。
バッテリーのコネクタを外して、画面を外して……。
横から見るとバッテリーが本体フレームから大幅にはみ出ています。
バッテリーを外して本体と比べてみると「そんなに膨張してたの!!?」というのがよくわかります。
リチウムイオンバッテリーは劣化することで内部にガスが溜まり、それが膨張の原因と言われています。
バッテリーパックがパンパンになって破裂・爆発することは余程のことがない限りは考えにくいですが、自己修理を行った結果、バッテリーパックに穴を開けてしまい出火🔥というのは時々聞きますね。
大事なiPhoneの基盤を焦がしてしまったら、二度と起動しなくなってしまう恐れもあります。
是非自己修理ではなく、当店へお持ち込み下さい!
それでは古いバッテリーを取り外しましたので、いよいよ新品に交換です!!!
バッテリー交換!
ちなみに新しいバッテリーと見比べるとこんな感じです。
左が新品、右が古いものです。2倍…もしかすると3倍くらいの厚みになっていますね。
新しいバッテリーは内部にガスが溜まっていないのでぺったんこです。
ぺったんこのバッテリーを装着すると側面の隙間もなくなり、画面と本体フレームがぴったり!
もしもバッテリー膨張をそのままにしておくと、本来圧力が掛かっていないはずの画面に圧力が掛かり続ける事になるので、画面側にも不具合が発生する可能性があります。
iPhoneの不具合や破損でお困りでしたら、是非スマップル小倉店へお越しくださいませ!