水没によるリンゴループ・・・原因はこれだ!!
突如アップルマークから先に進まなくなってしまう、iPhoneユーザーなら誰しも恐怖するリンゴループ。
主な原因は下記になります。
・水没している
・iOSのアップデート中にエラーが発生した
・各種パーツの不具合
・基盤の不具合
・内部のストレージがパンパンになっている
今回は、雪の中に数時間放置してしまった水没が原因のリンゴループについてご紹介致します(‘◇’)ゞ
内部の様子は??
お持ち込み頂いたiPhone8は雪の中にあったせいか、キンキンに冷えてました😱
まぁ流石にもう雪は関係ないでしょうが・・・(笑)
分解してみると見事に水没しており、内部に沢山の水滴が・・・!
今のところ、リンゴループにはなっていますが電源は入る状態です。しかし、水滴が付いたまま放置していると、何かの拍子にショートしてしまい、基盤自体が死んでしまう恐れも・・・。
しっかりと基盤の洗浄を行い、十分に乾燥させた後、基盤の通電確認の為に新品の画面・ドックコネクター・バッテリーを仮付けしていきます。
そうすると何と通常通り起動しました!(*^▽^*)
リンゴループも起こらず、タッチ操作にも問題はありません!
これで、基盤自体には現状問題が無いことが確認出来ました!
冒頭で紹介したリンゴループの原因となっている候補の内、基盤の不良、内部ストレージがパンパン、iOSのエラーが消えましたね!
基盤洗浄では直らない??
さて、基盤の洗浄と新品のパーツの仮付けで無事に起動したiPhone8。
残る可能性はとしては、水没が原因なのか、各種パーツに不具合が起きていたのか、です。
単純に水没が原因であった事を願って元のパーツで組み立ててみると・・・?
なんと再びリンゴループに・・・
という事は、各種パーツのいづれかに不具合が起きている事で確定しました。
後は総当たりでの確認です。新品のパーツを付けたり外したりして、どのパーツが基盤に接続されている時だけリンゴループになってしまっているのか、を調査しました。
基盤洗浄とパーツ交換の代金は??
最近多いのが、フロントカメラの不良でリンゴループに陥ってしまうケース。
フロントカメラのパーツが故障すると起動しないってことが実は結構多いんです。
もしやと思ってフロントカメラを仮付けして起動すると、そこから1時間ほど様子を見ましたが正常でした。
この端末はフロントカメラの不良だったという訳ですね!
よって今回はフロントカメラの交換と基盤洗浄費用になりました。
たまにある、ソフトウェア更新中にエラーが発生してしまいリンゴループに陥るといった事もありますが、パソコンに繋いで更新、または復元(初期化)をかけることで復旧することがあります。
それでもダメな場合は、今回の様にパーツを仮付けしてみるとリンゴループを抜けられる可能性もあります!
なんだか信じられない場所の故障ですよね。
意外と多くの方は「何でフロントカメラなんだろう」と思われる方が多々いらっしゃいます。
勿論、画面だったりバッテリー、充電口だったりというケースもありますが…。
もし、リンゴループから立ち上がらない!なんてことがありましたら当店にお任せ下さい!
様々なパーツ交換を試みて復旧すればデータそのままでお返し可能ですので、諦める前にお持ち込みくださいませ