iPhoneやスマートフォンが電源から独立して活動するためには必要不可欠なバッテリー。
残量が0%になってしまってもまた電源に差して充電を溜めれば、数時間は独立して稼働が可能になります。
とはいえ電力消費もパフォーマンス機能も、購入当時のままを維持し続けることは出来ません。
バッテリーは消費・充電を繰り返していくうちに、時間の経過と共に、どうしても劣化してしまうものです。

バッテリーが劣化したら……

バッテリーが劣化することによって様々な不具合・症状が発生します。

・充電の減りが早くなる

・操作途中で突然電源が切れる

・充電が出来なくなってしまう

・アプリの起動が遅くなったり動作が極端に重くなる

・リンゴループに陥る

・バッテリーパックの膨張

長くiPhoneをご使用されている方の中には、心当たりがあるものがあるのはないでしょうか？
バッテリー劣化具合は使い方によって個人差がありますが、大体使用開始から2年ほど、最大容量が80%を下回った頃が交換の時期と言われています。しかし、個人差があるため2年経ったらすぐに交換しないといけない訳ではありません。
使用開始から２年以上経っても「バッテリーの減りが気にならない」「バッテリーの減りは早い気がするけど、使えない事はない」と使い続ける方は勿論いらっしゃいますし、逆に使用開始から２年未満でもバッテリーの減りが早く感じる方もいらっしゃいます。
ご利用者様が「充電の減りが早い気がする」と思ったときが替え時なのかもしれません…(´-`)

最大容量の確認は、【設定】＞【バッテリー】＞【バッテリーの状態】をすすむと確認をすることが出来ます。

今回お持込頂いたのは……

今回お持ち込み頂いたのはバッテリー最大容量80%で【バッテリーに関する重要なメッセージ】表示があるものです。メッセージの内容は「バッテリーものすごく劣化してますよ～！このままだと最大限のパフォーマンス発揮出来ませんよ～！交換した方がいいですよ～！」っていうものです。

このメッセージも80%になったから絶対表示される訳ではなく、80%を下回っていても表示されていない端末もあり、個人差があります。とはいえ、システムが直々バッテリー交換した方が良いよ！ってメッセージを表示してくる程度には劣化は進んでいるのです。
このまま交換せずに使い続ける選択肢もありますが、オススメはしません。
バッテリー劣化が進むと、ある日突然電源がブツッと切れて充電器に差しっ放しにしても全然充電が溜まらない……とか普通に有り得ちゃいます。そうなってしまうとやっぱり不安になってしまいますよね。

バッテリー交換後がコチラ

新品のバッテリーへと交換した事で最大容量はばっちり100%になりました！(*^_^*)
バッテリーの劣化は避けられない問題ですが、交換をすれば愛着のある端末を使い続ける事が出来ます。